山の中のローカルパブから生まれた、小さくて個性的な醸造所 The Wicklow Brewery

The Wicklow Brewery

ウィックローのクラフトビールと聞くと、まず Wicklow Wolfを思い浮かべる人が多いかもしれません。Wicklow Wolfは、大きな醸造設備や自社のパッケージングラインを持つ、現在ではアイルランド国内でもよく知られたブルワリーです。

しかし、今回紹介したいのは、同じウィックローでもまったく違う魅力を持つ The Wicklow Brewery
レッドクロスという小さな村にある、地元のパブ Mickey Finn’sから生まれた小規模な醸造所です。

パブの奥で造られる、本当のローカルビール

The Wicklow Breweryは、もともとMickey Finn’s Pubから発展したブルワリーです。かつてベーカリーだった建物を利用し、現在もビールはレッドクロスの醸造所で造られています。

ここを訪れてまず感じるのは、「観光客向けに造られたクラフトビール施設」というよりも、地元のパブに醸造所がそのまま付いているような距離感です。

スタッフもお客さんも地元の人が多く、店内には華やかなタップルームとは違う、昔ながらのローカルパブらしい空気が流れています。醸造所の規模は小さいものの、その分、造り手と飲み手の距離が近く、ビールが地域の日常に溶け込んでいることを感じられます。

The Wicklow Breweryのビールはすぐ隣にある “Mickey Finn’s Pub” で飲めますので、是非色々試してみましょう。
「雰囲気の良い小さなブルワリーとパブ」「温かく迎えてもらえた」「テイスティングでさまざまなビールを楽しめた」と地元でも評判のパブです。

個人的には Red Ale の Hop Knot がおすすめです。

特におすすめしたい、12:12:23 Imperial Stout

なかでも印象的なのが、限定醸造の
12:12:23 Barrel Aged Imperial Stout。

アルコール度数9.8%の重厚なインペリアルスタウトで、Powerscourt Distilleryのウイスキー樽で熟成されています。公式にも、アニバーサリーのバレルエイジド・インペリアルスタウトとして紹介されています。

グラスに注ぐと、香りも味も非常に濃厚

ローストモルトの香ばしさ、ビターチョコレート、コーヒー、カラメルのような甘みの奥に、ウイスキー樽由来の温かみがあります。通常のスタウトのように勢いよく飲むというより、時間をかけて少しずつ味の変化を楽しむタイプです。

金色のワックスで封をされたボトルも存在感がありギフトにも最適です。

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